家事の合間にスマホを開くと・・・
そこに出てくるのは閲覧履歴によって出てくる
「夕飯 時短 レシピ」
「ワンオペ 簡単 ごはん」
彩りのいい作り置き料理や、
「15分で完成」とは、思えない3品のおかず、
そして決まって添えられる
「子どもとの時間を大切にしています」という余裕のある一言。
正直に言うと、私はその画面を見ながら、
心の中で何度も
「…うざい」
と思っていました。
1歳と4歳を抱えた育児真っ最中。
慢性的な肩こりが居座り、
メイクは眉毛を描くだけで精一杯。
20時過ぎに帰ってくる夫を待ちながら、
毎日ワンオペで夕方の戦場を切り抜けていた私にとって、
ああいうSNSやブログは
「参考になるお手本」
ではありませんでした。
むしろ、
「ちゃんとできていない私」
を突きつけてくる凶器のように感じていたんです。
今回は、
共働き・ワンオペ・時短勤務という現実の中で、
「キラキラ」に疲れ果ててしまった私自身が、
どうやって心を立て直してきたのか。
毒も本音も正直に吐きながら、
あの頃のしんどさをリアルに思い出して書いていきます!
共働きブログ・SNSが「うざい」と感じる本当の理由
私が共働きブログやSNSを見てモヤモヤしていた理由。
それは「嫉妬」や「意地悪な気持ち」だけじゃありませんでした。
(少しはそれもあるけれど・・・)
一番大きかったのは、
それらを見るたびに
自分の頑張りが否定されたように感じてしまうことです。
- 「これをやれば余裕が生まれます」
- 「時短のコツはこちら」
その一言一言が、
「それができない私は要領が悪い」
「ちゃんとしていない母親」
そう言われている気がして、勝手に心が削られていく。
でも、ある日ふと「見え方」が変わったんです。
そのブログの「15分」って、
子どもが泣き叫ばない世界での15分なんじゃない?
その「丁寧な暮らし」って、
たまたま全部うまくいった1日を切り取っただけなんじゃない?
そう気づいてから、私は少しずつ
キラキラした共働きママのブログやSNSと距離を置くようになりました。
情報を集めすぎて、
「自分にとっての正解」がわからなくなるくらいなら、
見ない選択をするほうがずっと心がラクだったからです。
今の私が守りたいのは、
誰かからの評価でも、
「ちゃんとしてる感」でもなく、
今日を無事に乗り切るためのメンタル。
イライラせずに子ども(旦那も)と穏やかに過ごせること。
それに気づいてから、
「うざい」と感じる自分を責めることも、少し減りました。
35歳・時短勤務・年収180万
我が家の世帯年収は約550万円。
決して裕福ではないけれど、
明日食べるものに困るほどでもない。
このゾーンの共働き家庭って、
実は一番悩みが多いと思っています。
「全部ちゃんとやろうと思えばできる気がする」
でも実際には、体力も気力も足りない。
私はずっと、
「ちゃんとしたごはん」を作ることにこだわりすぎていました。
それが母親としての最低ラインだと、
自分の心の中で勝手に決めていたからです。
でも、仕事・家事・育児の積み重ねで
全てを完璧にこなすのは無理!
という限界がきました。
そこで、私は考え方を切り替えました。
以前の私は無理していた
平日の仕事終わりから夕飯のおかず手作り
週末は何時間も作り置き
夫に家事を手伝ってほしい・察してほしいと期待しつつも言葉に出せない
決めたことができない自分を責める
1歳になった娘を保育園に入れて職場復帰してからの私は
「ちゃんとやらなければ」
と呪縛に囚われて、
無理をしていた。
完全なキャパオーバーな日々が続いた
ある日の保育園の帰り道
自分を縛り付けていた
「ちゃんとしなきゃ」
の緊張がプツンと音を立てて切れました。
「今日は夕飯作り、無理!スーパーの惣菜コロッケ買って帰る!」
私は子どもの手を引き
ズンズン、スーパーに向かいました。
「手作り」へのこだわりを捨てた
前からお惣菜を買うことに罪悪感がありました。
でも、疲れ果ててイライラしながら作る煮物より、
買ってきたコロッケを
「これ美味しいね!」
と笑って食べる方が、
食卓は100倍明るいと気づいたんです。
「15分で3品」なんて無理。
うちは「5分で納豆ごはん」の日があってもいい。
「笑顔で子どもと晩御飯が食べれる、今日の私は優勝」
そう思うようにしました。
「察してちゃん」を引退した
20時に帰宅する夫に
「なんで私ばっかり」
と無言の圧をかけていましたが、これもやめました。
「疲れてたから、子どものお風呂まだなの、お願い」
「今日はもう動けないから、洗濯物たたんでてくれない」
期待して裏切られて絶望するくらいなら、
言葉にしてタスクを投げる。
自分のキャパシティを正直に開示することで、夫との「チーム感」が強まった気がします。
SNSの「ミュート」と「フォロー解除」
これが一番効きました(笑)。
キラキラした手作り晩ごはん
時短レシピで3品のおかず
素敵だなと思ってたけど、
むしろ自分を惨めにさせる情報は、
今の私には必要ありません。
スマホの画面の中にある
「よその家庭の15分」を眺める時間を、
1分でも早く寝る時間、
あるいは子どもとゲラゲラ笑う時間に変えました。
不器用な私なりの「正解」
もちろん、今でもキラキラしたSNSが目に入ると
「いいなぁ、うらやましいなぁ」
という黒い感情がゼロになるわけではありません。
でも、年収180万の時短勤務で、
必死に毎日を回している私の「泥臭いリアル」だって、
誰にも否定される筋合いはないはず。
完璧を目指すのをやめて、「回ればOK」という低い合格点を出してあげる。
それだけで、眉間のシワが少しだけ薄くなった気がしたんです。
まとめ
私は家事を完璧にこなせていません。
それでも、家は平穏に幸せに回っている。
要領が悪くても、
不器用でも、
毎日子どもを保育園に連れて行き、
ごはんを食べさせ、生かしている。
それだけで、もう十分すぎるほどの偉業でした。
共働きブログを見てモヤモヤするのは、
私がダメだからじゃありませんでした。
「もっと良くしたい」
「ちゃんとしたい」
そう願っている、真面目すぎる性格だったから
ついつい
「他のお母さんはどうなんだろう?」
他人のことが気になって
自分が出来ていないところが気になって
勝手にイライラして、落ち込んで。
確かに今でもキラキラしている子育て共働きママのブログを見ると
心がざわざわしちゃいます。
でも、もう本当にそんなことはどうでもいい!
私はお母さんとして
我が家がどうやったら良い感じに回せるのか?
平和に平穏に過ごせるのか?
二人の子どもを笑顔で育てられるのか?
そう、考えるようにしました。
10年後、子どもたちが覚えているのは、
キラキラした食卓
一汁三菜の内容じゃなくて、
「あの時、お惣菜のコロッケをみんなで笑って食べた夜」
そんな記憶なんだと思います。
キラキラした世界は、どこか遠くの話。
私は今日もユニクロの服で、
眉毛だけ描いて、
なんとか1日を終わらせる。
それでいい。
そう心の中で思える夜が、少しずつ増えてきました。





