「何か手伝う?」
たまーに夫が放つこの言葉。
毎日の家事と仕事に追われ・・・
1歳娘の寝かしつけと、
4歳息子の「遊んで!」の猛攻をくぐり抜け、
眉間に皺を寄せて動いている私に向かって
夫は言う
「何か手伝う?」
いや、もっと前に言うタイミングあったやろ・・・
私の神経を逆撫でる・・・
心の中に黒いモヤモヤが湧き上がる。
・・・
・・
どうも、このブログを書いているみさきです。
今回は「名もなき家事」について書いていきます!
本当にお母さんが負担している家事って多すぎる!
世の旦那さんどもは、妻のことを奴隷か何かだと思っているのか!?
私だって時短かもしれないが仕事には行っている!
なのに!
なぜ、全ての家事を私がしないといけないのか!?
いや、私だってもっと器用で要領良く動けるお母さんだったら
家事を完璧にこなしたい!
しかし、実際にやってわかった・・・
私には無理だ・・・
でも、不器用なくせに真面目な私は、
私がちゃんとやらなきゃ!
と一人で抱え込んでしまう人間でした。
しかし、毎日の
家事・育児・仕事
ほぼワンオペで回していた私に
ついに限界が訪れました。
「このままでは、もう無理だ」
完全にキャパオーバーで精神的に一杯一杯だった時
夫が言いました。
「何か手伝う?」
と
・・・
・・
・
だめだ・・・
ブチキレてしまう。
私は感情的になるのを必死に抑えて
「トイレ」
と言い残し
トイレに駆け込み
泣きました。
「なんで、もっと早く手伝いに来てくれないの?」
「どうして家事が終わりかけの時に、見計らって言ってくるの?」
考え出すと、止まらない夫への不満・・・
溢れ出す夫への不満・・・
もう無理かも、離婚かも
ついに「離婚」の二文字までもが
頭に出てきました。
でも、その極論に達した時、気づいたんです。
あれ?
夫が動けないのは、
もしかして、私がちゃんとSOSを出してないからじゃないかな・・・
私が抱えている「名もなき家事」が、
彼には全く見えていないのではないか・・・
離婚という極論にまで達して
私は夫に何も伝えていない
何も頼んでいない・・
このまま私がパンクして
離婚とかの話になるくらいだったら・・・
そう思うと今まで言えなかった
「家事を手伝って欲しい」
というのをしっかり話そう!
そう思えました。
そして私は見事に、夫には見えていなかった
「名もなき家事」
を良い感じに分担することに成功ました!
今になってみれば、
もっと早く夫に「手伝って」を上手く伝えておけば良かった。
あんなに苦しい思いを一人で抱え込まなくて
済んだのに・・・
と思います!
今は気持ちも身体も超ラクチン
別に夕飯のワンオペくらい
パパっとこなしてやるー!
と何事も前向きに捉えれるようになりました!
では、私がどうやって旦那に家事分担させることができたのか
書いていきます!
お母さんは「名もなき家事」と戦っている
なぜ、世のお母さんたちは
夫の親切心からの
「何か手伝う?」
にイライラしてしまうのか。
それは、夫が
私には休む暇もないくらいやることが目白押しの
「名もなき家事」
を大量に抱えている・こなしていることを
全く気づいていない
1ミリも見えていないからです・・・
名もなき家事には以下のようなものが挙げられる。
- 裏返しの服を直す・脱ぎっぱなしの服の片づけ
- 散らかったおもちゃの片づけ
- 玄関の靴の整理
- 排水溝の掃除
- 晩御飯の献立
- 調味料の補充
- 買い物リストの作成
- お茶の作りおき
- 洗った食器の片づけ
- 子どもの体調の把握(毎朝の検温)
- シャンプーやリンスの補充
- 歯磨き粉、ボディソープ・洗濯洗剤などの日用品の在庫管理
- トイレ掃除
- 郵便物の回収・仕分け
- 資源ごみの分別・仕分け
- 子供のゲーム時間の管理
この他にも多数の名もなき家事があり、
家庭環境にもよるが
偉い人が調べた結果
70以上の名もなき家事
が存在するとされている。
お母さんは、ほぼ無意識に
これらの家事を毎日、こなすことになる。
が、
夫が考える家事といえば
- 食事の用意
- 掃除
- 洗濯
- お風呂沸かす
ぐらいにしか、思ってない。
荒いのだ。
雑いのだ!
抽象的すぎるのだ!
だから、私があれも、これもしないといけない!
あー!時間が足りねぇ!
ってテンパってる時に
旦那が寝転んでスマホ見ながら笑ってたりすると
とんでもない殺意を覚えてしまうのだ。
名もなき家事は無限
冷蔵庫の在庫を確認して献立を組む
保育園で汚れた服を洗濯機に入れ、明日の準備をする
泣き叫ぶ1歳児をあやしながら、4歳児に野菜を食べさせる
食べこぼした床を拭き、空になった麦茶を補充する
ゴミをまとめて、またそれぞれのゴミ箱に袋をセットする!
掃除機の溜まったゴミを出し、フィルターの掃除をする(最近の一番、嫌いな作業)
これら一つひとつは数分のこと。
でも、この「名もなき家事」が積み重なって、私の心と体を削っていく。
一瞬、夫に頼もうかなと思うけど、
「自分でやったほうが早い」
(説明するのが面倒臭い+拒否られた時の苛立ちハンパない)
と抱え込んでしまう私のようなタイプこそ、
名もなき家事で
自分自身がもう完全なキャパオーバーに達していること
それを認識することが大事。
夫へ頼む前に
「できる母親でありたい」
「ちゃんと全てをこなしたい」
という理想像を一度横に置いて、
この「名もなき家事」を
夫にもやってもらう・分担するために
私が一日にやっていることをノートに書き出してみました。
すると、驚くほどの量でした。
これを「言わなくても察してほしい」と思うのは、
不器用な私にとっても、
仕事で疲れて帰る夫にとっても無理な話だったんです。
まずは、いつもやっていることを
細かく文字にて視覚化すること。
これが分担への第一歩となります!
不器用な私でもできた、夫との「名もなき家事」分担のやり方
それでは、不器用な私が
どのようにして大量の「名もなき家事」を
あまり家事を手伝ってくれなかった夫に
分担させることができたのか
ラクできるようになったのか書きます!
①「名もなき家事」を見える化
先にお伝えしたように
「名もなき家事」を文字起こしして
視覚化します。
私の場合、最初にスマホのメモに書き溜めておいて
あとで、A4の紙に書き出しました。
「名もなき家事」の内容は具体的に細かくわかるように書くのがいいです。
夫に質問させないレベルまで
細かく書いたのが私の場合、良かったと思います!
(具体例)
- 玄関の靴を並べる(時間のある時は、掃き掃除もする)
- 掃除機のゴミが溜まってないか見て、溜まってたら袋に入れて捨てる&フィルターの掃除も
- 麦茶がなくなっていたら、ヤカン一杯にお湯を沸かして麦茶を作っておく
- シャンプーやボディソープなくなりかけてたら、LINEメッセージしておく
- 毎週、月曜と木曜の夜にゴミ出しがあるので、各部屋のゴミを集める。次のゴミ袋もセットする。玄関に置いているゴミを外に出す
などなど
これ、書いてみると
「私っていつも一人でこれだけの家事やってたのか!?そりゃしんどいわ!」
って突っ込んでしまいます・笑
とにかく、夫がやってくれそうなことだけじゃなくて
全ての「名もなき家事」
なんなら普通の家事も書き出しておくと良いです。
②夫への切り出し方:タイミングと「素直さ」が鍵
リストができたら、次はいよいよ夫へのプレゼンです。
ここで大事なのは、戦いに行かないこと。
怒り狂ってリストを叩きつけたくなる気持ちは痛いほどわかりますが(笑)
目的は「論破」ではなく「交渉」です。
私が交渉したタイミングは、
夫の機嫌が良く、時間にゆとりがある土日の昼下がり。
伝え方は、「察して!」というオーラを消し、
「ちょっとだけ、話できる」
で、緊張感を持たせつつ
「今の私、本当に限界なの」
と弱みを見せる感じで話を切り出しました。
「仕事復帰して、実は平日ワンオペで回すのが精神的にも体力的にも限界なんだ。
このままだと笑顔で子どもに接するのも難しくなりそう・・・
少しでいいから家事を助けてほしい」
と伝えました。
最初は「えー、俺に家事なんてできるかなぁ」と及び腰だった夫。
そこですかさず、例の
「名もなき家事リスト」をスッと差し出しました。
「これ、私が毎日やってることなんだけど、この中からこれならできそうって思うやつ、3つだけでいいから選んでくれない?」
具体的なリストを見た夫は、
「えっ、こんな細かいことまでやってたの?」と絶句。
「ゴミ出しって、まとめて出すだけじゃないんだ……」と、
ようやく自分の認識の甘さに気づいてくれたようでした。
そして、思っていたよりもあっさりと夫は
これとこれとこれ!
あ、後、別にこれもやっていいよ
と快く「名もなき家事」の分担を引き受けてくれたのでした!
【もし、夫が聞く耳を持たなかったら?】
もし、あの時
「それはお前の仕事だろ」なんて突き放されたら…。
私は、その時は「離婚」の二文字を突きつけてもいいと思っていました。
脅しではなく、「私はそこまで追い詰められている」という覚悟を見せるためです。
家庭は二人で運営するもの。
片方が潰れそうなのに知らんぷりする相手なら、
この先一緒にいる意味を問い直してもいい。
それくらい、私の心はギリギリだったんです。
③「ありがとう」の魔法(悔しいけど効果絶大!)
夫が分担を引き受けてくれたら、
実は、ここからが一番の踏ん張りどころ。
「やってくれたら、必ず感謝を伝える」
正直、心の中では
「いや、今まで私がずっとやってきたことだし!」
「やり方が甘い! 結局二度手間!」
と言いたいことが100個くらい浮かんできますが・笑
でも、そこはグッと堪えて。
私の場合、夫が最初にやってくれたのは「玄関の靴並べ」でした。
あえて、次の日から
帰ってきた時に、そのままにしておいたのです。
やってすぐには、褒めず(夕飯の用意してるから見る暇がない)
ちょっとあとで、
「わあ、早速やってくれたんだ!玄関が綺麗だと気持ちいいね! ありがとう、助かったよ」
と、ちょっと大げさなくらいに伝えました。
すると夫は「お、おう。これくらいなら毎日やるよ」と、
ちょっと誇らしげな顔に。
この「俺、役に立ってる感」を育てるのが、名もなき家事を定着させる最大のコツなんです。
その後も夫は、
ゴミをまとめて、それぞれのゴミ箱に新しい袋セットや
最初の4つやるといった中に入っていない
掃除機の溜まったゴミ捨て&フィルター掃除など
「名もなき家事」をたくさんこなしてくれるようになりました!
惚れ直した!
とまでは、言えないけど
この人とこれからも一緒にやっていけそうだな
と感じることができて
一人で抱えていた不安がなくなりました!
最後に:完璧主義の重い鎧を脱ぎ捨てて
かつての私は「全部自分でやらなきゃ」と勝手に自分を追い込み、
一人でイライラして、夫の
「何か手伝う?」
という言葉をナイフのように受け取っていました。
でも、家事を「見える化」して、
勇気を出して「頼る」ことを覚えた今。
以前よりもずっと、家族に笑顔で接することができるようになりました。
お母さんが一人で抱え込んで、
ボロボロになって、
離婚まで考えてしまう…。
そんなの悲しすぎます。
私の場合、「離婚」というキーワードが頭に浮かんだ途端
一度、旦那に言ってみよう
とスイッチが入りましたが
そういうスイッチが入りにくい人もいるかと思います。
もし「名もなき家事」に押しつぶされそうなら、
まずはスマホのメモ帳を開いてみてください。
自分がやっている家事を書き出してみて下さい。
あなたの頑張りを一番知っているのは、あなた自身です。
でも、その頑張りを少しだけ旦那さんにも分けてあげてください。
案外、喜んで(あるいは驚きながら)背負ってくれるかもしれません。
今日からあなたも、「完璧なお母さん」を卒業して、「ご機嫌なお母さん」を目指してみませんか?
20時帰宅の夫は、確かに平日は戦力外かもしれません。
でも、「名もなき家事」を共有できただけで、
以前よりは、確実に率先して
手伝ってくれるようになりました。
やはり夫婦なのだから、孤独な戦いではなく
協力体制を整えることは
共働き+育児+家事をするお母さんにとって
めちゃくちゃ大事なことだと痛感しました。
さて、そろそろ本格的に
簡単な料理を夫に教え込んで
土日のご飯作りも分担させるようと企んでいる私です。
これからも頑張って旦那を教育するぞー!





